EXARM

FEATURE

手元に、太陽と同じ光を。

SWANの夢を集結した EXARM LEX-999BK

EXARM LEX_999BK

SWANのEXARMシリーズはEXCELLENTとARMを掛け合わせ、 「素晴らしいアームランプ」を目指し31年前に生まれたブランド。

いまでもMade in Japanにこだわる理由は機能や品質、デザインすべてが“使う人の生活に徹底的に寄り添う”ためであり、もちろん修理はいつでも対応。心地よく使い続けてもらうことを考えたら国内で生産していく以外に方法はない、というのが答えだ。

メーカーというよりも「モノづくり集団」と呼んだ方がしっくりくるSWANの核であるEXARMはこれまでに様々な需要に応えながら100を超える製品が誕生。今回新しく登場したLEX-999BKは、いままでの技術を集結しただけでなく、世界のデスクライトを大きくリードする機能を数多く搭載した誇りあふれる逸品だ。

この製品のこだわりを、開発者であり常務取締役でもある西山尚史さんに伺った。

青色LEDでは叶わなかった色が、ここに再現

EXARM LEX-999BK

「まず大きなニュースとしては、通常の青色LEDとは違い、紫色LEDを採用した、という点です。通常の青色LEDは目には見えないがブルー光が強く、目に映るものが本来とは違った色になってしまっていた。さらに照り返しが強く攻撃性も強いものもあるため、光としては目に優しいとは言えませんでした。」

そこで採用したのが、新開発された紫色LEDだ。紫色LEDは青ではなく、紫色のの光源に光の三原則と言われる緑、青、赤の発光体を追加することで、太陽光と同じ光を再現可能にした。

一番心地よい、“日の出2時間後”の光

EXARM LEX-999BK

「光には“色温度”があるのをご存知ですか?朝日や夕日は赤味がかり、昼は青味が増していく。ケルビンという単位で表現されるこの色温度は、一日のうちで2000ケルビンから12000ケルビンまで変化します。人がいちばん気持ちよく物を見ることができるのは、日の出2時間後の色温度と考えています」。

紫色LEDでこの“日の出2時間後”の色温度を再現。

「いちばん心地よい時間帯の自然光が叶った」というニュースは世界中を走り、紫色LEDは名だたる美術館や高級レストランへ次々と採用される。

そんな紫色LEDが今回、このデスクライトに。

さらにLEX-999BKの特徴は、紫色LEDの搭載だけではとどまらない。

その人に必要な明るさを、無段階で届ける

EXARM LEX-999BK

「『70代以上の視力には若年層の1.5倍の明るさが必要』※というデータをもとに、どんな人にでも必要な明るさを届ける必要がある、と考えました。」

若年層が裁縫などの手作業に必要なのは1000lx。だからこそこのライトは最大で1500lxの明るさになるように設計。ただ明るいだけでない。0.1mmの血管までくっきりと照らし出す、という理由で現在医療の施術現場でも採用されている紫色LEDでの明るさだ。

さらに「明るさは年齢だけでなく、人それぞれの好みでかなり変わるんです」。数々の照明器具を生み出してきたSWANならでは経験から、調光は無段階に。

シームレスに明るさを変えられることで、自分好みの明るさを必ず見つけられる。

特許を取得した、光をムラなく広げる新技術

『焦点調節能力は50歳をこえると20代の4分の1、人によっては10分の1までになる』※いわゆるピント調節の老化だ。

「瞳は明るい場所と暗い場所で焦点調節を微妙に変えています。その負担をなくすために、ムラのない光を再現する必要がありました」。

そのために開発したのが“ファセット反射板”。紫色LEDを囲うこの反射設計を支える放熱構造は北米の特許を取得。ムラのない光は作業面を均一に照らす「北米照明学会基準 均斉度 1:3」を実現した。

さらにこの光は、チラつきがゼロ。

蛍光灯や白熱灯ではどうしても叶わない、安定した光が卓上に広がる。

つまりきちんと見えるだけでなく、目にも優しい光でもある。

※世界照明委員会2017年報告

光が変わる、生活が一変する

EXARM LEX-999BK

太陽と同じ光、さらに一番ニュートラルで心地が良い、とされる“日の出2時間後”の光を、デスクトップに。この経験は、あらゆる人の生活を変えていく。

「光の質というものは、五感に訴えると私は考えます。光を意識する人はあまり多くないかもしれないですが、不快な照明はコストパフォーマンスを確実に下げる。逆に心地よい光は、その人の持つ能力を上げることだって可能なのです。」

手元が見えにくくなったと諦めていた趣味が、生涯の趣味に。

読書のスピードも、文章の感じ方まで変わるかもしれない。

集中時間が長くなれば、学習の身につき方も深くなる。

見える、というだけではない。心地よい光は、私たちにより充実した生活をもたらすのだ。

機能とは、優しさの具現化だ。

EXARM LEX-999BK

LEX-999BKの機能は、光の質だけではない。

「片手で高さも角度も自在に変えられるアームは、地味な機能のようで他のデスクライトで見つけるのは難しいですね。」

指2本でスムーズに調節できるアームは、子供が自分の頭の高さにも、すぐに合わせられる。

徹底的にシンプルなデザインも、“こだわり抜いたシンプルさ”だと言う。

「あくまでも使う人が主役だと私たちは考えます。照明はその人に寄り添うもの。使いやすさと機能性、そして佇まいの良さまでがクオリティだというのが私たちSWANの共通認識です」

 

プロダクトデザインを一度PC上で作るたびに、それが1mmの違いであっても必ず手でカタチを作って確認する。

いまでもSWANでは当たり前にしている作業だ。

 

これまでにないクオリティを求めるから、新しい技術が生まれる。

見えやすく、目に負担なく、誰にでも使いやすく。

どれかひとつではない。この総合性を持つデスクライトは世界でも類を見ないと、SWAN西山さんは胸を張る。

聞き手:三野村なつめ

 

このLEX-999は現在、通販生活だけで販売中。

“日の出2時間後の光”を、あなたのデスクに。

https://www.cataloghouse.co.jp/electronics/lighting/1106844.html